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物事を進めるとは悪路をスタックしながら進むことかなと。【仕事論】

頚椎症、というのにかかってしまいリハビリに通うことになりました。

 

飲んでいるクスリのせいか、仕事に集中できず、

色々仕事に手を付けては行き詰まり、また別の仕事に手を付けては行き詰まり、

を繰り返しております。絶賛から回り~

 

なかなか思うように進みませんが着実に進んでるとは思います。

 

舗装されてない悪路をスタックしながら進んでく感じで。

(スタック=タイヤがすべって抜け出せない状態)

 

思考のスタック、作業のスタック、行動のスタック、あらゆるスタック繰り返して。

はまって動けなくなるたびに、立ち止まり、試行錯誤、抜け出してまた走り出す。

 

 

でも今はスタックするたびに、どうやって抜け出し前進してくのかを

楽しんでる感じになってきました。

 

なんていうんだろう、4wdに乗ったら悪路が楽しくなってきた感じ。

少しは鍛えられて4駆脳になってきたのかな?

 

昔はスタックすると、すぐ自分には無理って思っちゃう人だったんだけど。

それどころか昔はスタックから逃げて、

「これは自分には向いてない」とか、「あれがあるから今これ出来ない」

てな調子。永遠に何も達成できない人の考え方してました。

 

今は「物事進めるってことは、スタックしながら悪路を進むことなんじゃ」

と思えるくらいには、やっとこさ成長できた50歳。

ジオンのモビルスーツに10年は遅れています。

 

今思えば、「実行できる人」と「実行できない人」

と明確に分かれるわけではなくって、

 

実行できてた時もあれば、実行できない時もある。

事象ごとに事情が変わってきたり、

ずっと手に付けられず出来なかったことが、

タイミングが来たらサクっと動いたり、そんなもんかなと。

「自分は実行できない人」って思いこんでただけだった気がします。

 

たとえば、庵野秀明なんて実行力のカタマリみたいな人なんだろうけど、

 

26年かかってようやく完結したエヴァンゲリオン。

たぶんスタックしてましたね(笑)