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自動車の未来が見たい

先日VRを体験してきました。

我ながらアホな写真です。

 

VRのアトラクションをいくつか体験してきたんですが、

三半規管と水平感覚がリンクせずに立つのも難しく気持ち悪くなり。

つまりそれほど、錯覚させられていることが分かりました。

 

シリコンバレーでは網膜に映像を映し出すっていう技術が研究されてるらしく。

スマホやPCの画面も自分の視界にのみディスプレイされるっていう。

 

 

網膜に8Kの映像を出したら、現実との見分けがつかなくなるんだって。

 

 

そしたら実際に移動する、っていう意味が薄くなってくかもしれない。

ドローンが自分の行きたいところに行けば、自宅に居ながらアフリカでも南極でも体験が出来てしまうっていう時代が来るのだろうか。

 

 

すでに買い物とか仕事とか、インターネットのおかげで「距離」っていうハードルが
あらゆる分野で無くなった気がする。

 

 

誰かが言ってたけど、インターネットって実は「乗り物」で

人類は、馬、船、自動車、飛行機、と乗り物を開発するたびに、飛躍的に文化が前進してきて

ネットは移動そのものをしなくても良くなる究極の乗り物だそう。

 

なるほど!

 

 

我が社のいる自動車業界は、

インターネットの普及が超が付くほど遅れていて、

メール送っても、送った後に電話しなけりゃ読んでくれない。

それどころかファックスが主流。

いまだに写真とか真っ黒なファックスが来ます。

 

クルマ自体だって、ナビはガラケーかよっていう性能だし、

自動車の作り自体が、とても2021年って感じじゃないアナログの固まり。

 

なんでなんだろう、って思ったんだけどもしかしたら
「インターネット」が新しい乗り物であるということに気がついているからなのかな。

 

かつて自らが淘汰した馬車のように、新しい乗り物にやっつけられるということが本能的に分かっているからかもしれない。

自動車業界はネットに対して「新種に淘汰される」という恐怖からの拒絶だったんじゃなかろうか。

 

この大変革の時代に自動車部品の仕事が出来ているのは面白い。
スリルありすぎで、ヴァーチャルなんかに負けないリアル感。

 

10年後、うちの会社がどんな会社になっているのか、
私も分からないけど、日々一生懸命生き抜いて、

 

自動車の未来が見たいと思うのです。